当社特許の適用領域をわかりやすく示すための相関図を作成しましたのでご紹介します。
図では当社が日本と米国および中国で保有する各特許(出願中を含む)について、各特許の特徴と、各特許の適用対象となるサービス態様およびサービス領域、そして各サービス領域における代表的なサービスとを紐づけて示しています。
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今回この図の作成に際していくつかの発見がありました。
① 中国における共同購入サービス領域の急拡大
……➡ ゼロコロナ政策の影響か上位2社だけで2兆円規模に
② 日本における予約管理プラットフォーム領域の急拡大
……➡ コロナ禍の影響かプレイヤーが3年間で10倍に
③ GoogleWorkspaceが予約管理プラットフォーム対応機能を提供開始
……➡ Googleの参入により同領域の規模拡大と競争激化が明確に
④ リクルートが予約管理プラットフォーム領域とシフト管理領域に参入
……➡ リクルートの参入は日本における両領域の規模拡大を示唆
これらのことからもわかるように、当社特許の適用領域は出願時からは想像もつかない規模に拡大しています。
この状況について大変うれしく思うと同時に、活用に関する今後の展開を想像すると身の引き締まる思いです。
活用についてはすでに多くのお問い合わせをいただいていますが、当社が目指す『時間軸を中心とした需給マッチングプラットフォーム』という新たな事業領域の実現のためにはまだまだ多くのご協賛をいただく必要があると考えています。
そしてこれら領域の裾野拡大には、すでにご協賛をいただいているスタートアップ企業のみならず、今回の調査で参入が明らかとなったGoogle社やリクルート社など強力な牽引役となり得るプレイヤーとの協力が必要と考えています。
日本においてはまだまだ本格的な知財活用が進んでいないとの声がありますが、ビッグテックが率先して進歩的な知財活用の形を示すことができれば、知財活用の本質的な改革に向けた道筋を示すことができるのではないでしょうか?
お心当たりの知財部門のみなさま、いずれお声がけさせていただくことになると思いますが、早い時期のほうが有利です。お問い合わせをお待ちしています。
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